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三浦泰年、J2ギラヴァンツ北九州監督就任のお知らせ
- 2011/3/10
- ヤス サッカースクール/FCトッカーノU-12、U-15 保護者の皆様、選手のみんなへ
前略
本来なら口頭でお伝えすべきところ、お便りにて失礼いたします。
すでに報道等でご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、私、三浦泰年は11月28日、かねてより 監督就任要請を受けていたJ2リーグ・ギラヴァンツ北九州と合意に達し、2011年より5年ぶりにJリーグ の舞台に復帰することになりました。
早いもので、ヤスサッカースクールの立ち上げから今年で9年、FCトッカーノにいたっては、ジュニア チーム立ち上げから7年の月日が流れました。その間、皆様にご協力いただきながら、いろんなチャレ ンジを続けてきた日々はとても充実したものであり、僕自身も指導者の立場でありながら、多くのこと を学ばせていただくことが出来ました。
そうした日々も、僕のサッカー人生においてかけがえのない時 間であることは間違いないのですが、一方で、『指導』に対する欲はどんどん高まり、同時に、かねて からの僕の夢の1つであった『Jリーグの監督』という仕事にチャレンジしたいという気持ちもより強く なりました。その思いと、ギラヴァンツ北九州の野望が一致した中で、今回の決断に至った次第です。
この決断によって私は東京を離れることになりますが、だからといって、これまでヤスサッカースクー ル、FCトッカーノとして取り組んで来たこと、育成方針がブレることはありません。私が抜けることで 来年度は新体制でクラブを運営していくことになりますが、今後も、これまで同様、しっかりとした理 念を掲げて強化に取り組み、より選手のみなさんのモチベーションが高まり、サッカーを愛する気持ち が何倍もに膨らむような『心』のあるクラブに成長させることができるよう、尽力してまいります。
ただし、実際にサッカーをプレーするのは、選手諸君であり、保護者の皆さんでもスタッフでもありま せん。だからこそ、選手諸君には『今』を大切に、努力を続けてほしいと思っています。『ゴールデン エイジ』と呼ばれる8〜13才という年齢は、もっとも成長する時期だと言われています。また中学年代 でのサッカーへの取り組み、関わりが、その後の人生の礎になることも間違いありません。だからこ そ、『今』、その年代を生きる選手諸君には、素直な心でサッカーに向き合い、それぞれが掲げる『目 標』を追究し続けて欲しいと思います。
みんなが同じゴールにたどり着かなくてもいい。というより、それぞれの『ゴール』は違って当然で す。ただ、自分が思う『ゴール』に向かって、努力を惜しまない自分であって欲しい。そのために、た くさんの人たちと出会い、その声に耳を傾け、努力をしてください。そうすれば、きっとたくさんの 『運』を引き寄せられると、私は信じています。
ヤスサッカースクールとFCトッカーノは私の家族であり、誇りです。スタッフから報告を受けるみんな の様子を私自身の力にしながら、私自身も新しい挑戦に勇気を持って取り組みたいと思います。
また会える日を楽しみに。BOA SORTE!!
2010年11月30日 三浦泰年